不倫と慰謝料

不倫にも時効がある

不倫の慰謝料についていろいろなケースをお話しています。慰謝料って言っても、あまりピンと来ない方も多いでしょうね。では、不倫の慰謝料って、他人事でしょうか?いえいえ、自分の身にいつ起こるかわからないですよね。

 

将来、自分が不倫をして加害者になるかもしれませんし、配偶者に不倫をされ、自分が慰謝料を請求する立場になるかもしれません。

 

「うちは円満夫婦だから関係ないわ!」と言う人も中にはいらっしゃるかもしれませんが、もしもの時に知っておくと良いでしょう。万が一、お友達が巻き込まれた場合にもアドバイスしてあげられますよね。

 

では、例えば、不倫を知ったが実はそれはもう終わっていたと言う場合です。過去の不倫がばれてしまった場合、「今は付き合っていないんだから、もういいいだろう!」と言うことでもないですよ。

 

みなさん、ご存知の通り、犯罪には時効がありますよね。何十年、逃げ続けて警察に捕まらなかったら、時効が来ます。すると、もう逮捕されることはないのです。そうして時間が物事を解決してくれることを時効と言います。

 

そして、犯罪と同じように不倫にも時効があります。ですから、時効を過ぎていればお咎めなしで慰謝料は請求できません。では、その時効はどのように法律で設定されているのでしょうか?

 

それは、不倫の行為を知った時から3年以内であれば、慰謝料が請求できます。不倫行為があってからは20年経てば慰謝料が請求出来なくなります。